20.11.2018
海外銀行口座開設
年々ハードルが高くなって来ていると言われるHSBC香港の口座開設ですが、
専門エージェントを介してスムーズに開設することができました。
HSBC香港口座開設においては、原則として通訳などを介さずに口座名義人本人が銀行員と
コミュニケーションが取れる程度の言語力を求められたり、必要提出書類や口座所有目的の厳格な審査などがあります。
口座開設の専門エージェントを利用することにより、面倒な必要書類の手配や、
英語力に自信のない方の口座開設リスクを軽減することができるのでオススメです。
口座開設にあたっては、口座のグレードを事前に決める必要があります。
HSBC香港では、口座のグレードによって最低預入金額が定められており、
最低預入金額を下回ると別途口座維持手数料が毎月発生致します。
最低維持金額が一番少ない初級グレードの(3) Personal Integrated Accountは、
現状香港非居住者に対して審査が通るのが非常に難しい状況です。
香港非居住者が開設できるのは、3種類ある口座のグレードの中級グレードに当たる(2)Advance、
もしくは上級グレードの(1)Premierになります。
開設後最初の3ヶ月の口座維持費は無料なので、その間にダウングレードも可能です。
口座開設に必要なものは、①パスポート ②運転免許証 (住所証明) ③マイナンバー
以上3点です。
特別な書類の手配は必要ありませんが、会社勤めの方は、会社の名刺を持参するといいかもしれません。
口座開設当日は、事前にエージェントと15分程度の打ち合わせをし、一通りの流れの説明をしていただきます。
その後HSBC本店に移動して、担当者から仕切りのあるブースに案内され、
パスポートと運転免許証を担当者に渡し、審査に入ります。
審査自体は英語での質疑応答となり、基本的には下記の内容となります。
・口座開設の目的
・住所証明の住所 (運転免許証に記載の住所) の確認
・マイナンバー
・会社名、役職名、業務内容、入社年月日
・月収金額
・最終学歴
・日本でのメインバンク など
英語には問題のない筆者は担当者と雑談雑談を交えながらの審査でしたが、
英語力に自信のない方は苦戦をするだろうなという印象を受けました。
口座開設後のやり取りは全て英語になります。
そのため英語ができないと、口座開設の意味がないと判断されるようです。
約30-40分程の審査の後、特に問題がなければキャッシュカードが発行され、
無事口座開設の完了です。おめでとうございます!
審査の後は,エージェントと共に銀行内に設置してあるATMへ移動し、
暗証番号の設定と最初の入金をし、全ての作業の完了となります。
希望であればインターネットバンキングの設定と操作方法も教えていただきます。
外国人や香港非居住者の口座開設は難しいと言われておりますが、まだまだ可能な状況です。
海外に銀行口座を持ちたい方、HSBC香港の口座開設をご検討されてみてはいかがでしょうか。